「仕事が退屈でやる気が出ない。」
「仕事内容が合わなくてタスクが溜まる一方だ」
こういった悩みありませんか?私はあります笑。
というわけで今回は退屈を打ち砕くための科学的方法論について書いていきたいと思います。
退屈を脱出するための方法とは?
今回紹介する研究はオレゴン大学で行われたもので男女104人が対象。被験者には目標が与えられ、そのタスクを行う間に注意力も測定されました。
まあ実験方法はさておき、何が目標の達成を高めたかというと、
フィードバック
です。今回の研究ではタスクの合間に注意力と目標達成状況を間に挟んだんですね。するとお察しの通り
・フィードバックのあったグループの方が目標達成が高まった。
ことがわかりました。さらに個人的にこの研究が興味深いのは、
・フィードバックは目標の難易度設定や目標の達成報酬(現金)などよりも強力に作用する。
ことです。報酬よりも強いのは希望がありますよねぇ。
なんでフィードバックが作用するのかというと、外側からモニタリングすることで注意力を節約できるからです。研究者も
「私たちは、達成不可能かもしれない偉業を達成するために人間の注意システムに頼りすぎることで、自分自身を危険にさらしている可能性がある。」
とのこと。特にタスクが難しい場合や退屈な作業の時は注意力や意志力は無駄なのかもしれません。
まとめ
というわけで今回は目標達成とフィードバックのお話でしたー。今すぐ自分で取り入れるのは工夫が入りそうですけどただできる事なんでぜひ参考にしてみてください。私も1時間毎に振り返る時間を取り入れようかしら。
参考
https://psycnet.apa.org/doiLanding?doi=10.1037%2Fxhp0000926