リスキリングという言葉が流行り出してます。
日本語に直すと学び直しのことですが、変化の激しい時代では「何を学び直せばいいの?」という問題に直面したりするわけです。私もたまに困ります笑。
そんな中「対人コミュニケーションで昇給だ!」という論文があったのでご紹介。これを学べばお給料が上がるかも。。
日本でのリスキングはコミュニケーションだ!
今回紹介するのはあの有名な中室牧子先生の研究。学力の経済学がおなじみですね。
研究は研究は2012〜14年の間に行われ、被験者はいつものようにコミュニケーション訓練を受けた/受けてないグループに分けられました。被験者の平均勤続年数は16 年、平均年齢は 40 歳で、コーチャー研修生の約 77% が大学の学位以上の教育を受けています。 一方、不一致比較群の平均勤続年数と平均年齢は、治療群よりもそれぞれ長く、高くなっているという感じです。これら被験者の目標による管理 (MBO) の下で設定された目標をどの程度達成したかを調査したんですね。要はおっさんおばさんのコミュ力訓練(30分のコーチングを10回)でどうなったのか、ということです。
結果はお察しの通り昇給、昇進にプラスに影響したわけですが、気になるのはコミュ力訓練。
当論文では対人スキルとは、「職場で他の人やクライアントとやり取りするための一連のスキル」として定義されています。 基本的には
リーダーシップスキル、
コミュニケーションスキル、
コンフリクトマネジメントスキル、
チームビルディングスキル
のことだそうです。うーん、どれも聞きなれない。そしてスキルない。。
まとめ
というわけで今回は中室先生の論文紹介でした。なかなか読みづらくて大変だったものの、コミュ力やリーダーシップなんかは今後の当ブログのテーマになりますので乞うご期待。