突然ですが皆様は自分の上司をブチ●したいと思ったことはありますか?
ありますよね??
えぇ、私くらいになると星の数ほどあります。
この上司/部下問題、あるいは先輩/後輩問題というのはいつになっても人間関係の重要なテーマとなっております。一概にどちらが間違っているというものも無い複雑さがありますよね。
そんな中で「上司のあの行動で部下の信頼性が低下する」という研究がありましたのでご紹介します。あなたの上司もしているかも?
上司のファビングが部下の信頼性を損なう
早速の結論なんですが、部下の前でやってはいけない行為はファビングです。なかなか聞きなれない言葉だと思うので解説します。ファビング(Phubbing)というのは直訳すると
携帯電話やその他のモバイル機器に注意を向けるために、1 つまたは複数の仲間を無視する行為
です。これは仕事や職場では
上司が職場環境で話しているとき、またはお互いに接近しているときに、上司がスマートフォンに気を取られているという従業員の認識
と定義されています。大事な話の時に電話に出てサモ忙しそうにするあのそぶりです。皆様もイメージしやすいかと思います。
お察しの通りこれが良く無いことが複数の研究で指摘されていまして、参考論文でも
・ファビングは上司に対する従業員の信頼に悪影響を及ぼし、仕事の満足度とパフォーマンスの重要な結果を損なう可能性がある。
と指摘されています。実は上司/部下だけでなく
・パートナーのファビング
・親のファビング
も関係に悪影響を与える可能性も指摘されています。ファビング恐るべし。研究者も
「従業員が会社を去るのではなく、マネージャーを去るということわざには、いくつかの真実があるようです。まず監督者は、他人と一緒にスマートフォンを適切に使用するにはどうすればよいかを教育する必要があります。」
とのこと。上司としてもこんなことで自分の信頼が低下されるのは大変だと思いますが気をつけたいものですね。
まとめ
というわけで今回はファビングについてでした。スマホがどこにでもある現代ではくれぐれも用法をお守りください。私が期末査定で低評価つけられてるのは、オンラインでカメラオフにしてスマホいじってるからかもしれません。現場からは以上です。
参考
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0191886919306427