ギグエコノミーが増えてきてます。
1つの会社に縛られるのでなく複数の会社と契約を結ぶフリーランスの働き方で、上司/部下の面倒な関係がないので若い人を中心に拡大しています。身近な所ですとUber eatsですね。
そんなギグワーカー達のパフォーマンスにはどんな違いがあるの?という所を調査してくれた研究がありましたのでご紹介。フリーランスの方なんかは参考になるかもしれません。
Uberのドライバーに必要なのは目標と即興
等研究はカナダで働くランダムに選ばれた149人のUberドライバーが対象。
各ドライバーは、自己設定の学習目標、即興などとドライバーのパフォーマンスを調査され、因子分析によってどの項目がギグドライバーのパフォーマンスに影響するのかを調べたんだそうな。即興というと難しいのですが、要は状況に応じて柔軟に顧客にサービスを提供できるかどうかの能力です。マニュアルに偏りすぎない能力といっても良いです。
その結果
・できるドライバーはしっかりとした自分で決めた目標があった。
・即興力もパフォーマンスと強く相関した。
ということがわかりました。自分で決めた目標というのが効いてるみたいで、「目標は自分で立てた。」とか「目標が何で達成されたか分かる」といった姿勢が大切みたいっすね。後半の即興力とか身につくものなのか?とか思っていたのですが、面白いのが
・即興力は実務経験でなくメタ認知能力で高まる
可能性があることです。プレゼンでオロオロしてしまう私には朗報でした笑。
まとめ
というわけで今回はギグワーカーでやっていくには「目標とメタ認知」というお話でしたー。1つの会社に長く働くのがリスクなんて言われる時代ですからこの辺りの力は伸ばしていきたいですねぇ。ご参考までにどうぞ!
参考
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0148296321008018#s0005