気づけば2021年もあとわずか、ということで毎年恒例の本を紹介するコーナーです。
今回はビジネス書も多めです。
組織の未来はエンゲージメントで決まる
以前にも記事にしたエンゲージに関する本。「モチベーションあるんだけどいまいちやる気にならないんだよなぁ」という方は読んでみるとヒントが得られます。過去エントリーもどうぞ!
エンジニアのための文章術 再入門講座
いまだにテレワークでのやりとりが苦手なブログ主。今年もコミュニケーションには頭を抱えました(主に相手が)。なぜなら私自身はコミュニケーションを半ば諦めてるんですが、相手は私のことを話せば分かる健常者だと勘違いしてるので。まぁ文章くらいは誤解を与えないようにしたいなと思いこの本を読んでました。割りとテンプレが豊富なので困ったときの辞書代わりに使っております。
Kaggleで勝つデータ分析の技術
Kaggleで入賞したい!という目標を抱いた2021年。これは叶わずでありましたが、この本はKaggleのみならず業務でも使える考え方が豊富に掲載されているのでためになりました。ここに書いてあることがしっかり身に付けばデータサイエンスで食いっぱぐれは無さそう。
ジャクソン・ギャラクシーの猫を幸せにする飼い方
猫を飼うために引っ越しました。けれども、いざ食事代とかキャットタワーの配置を考えようとすると中々上手くいかないものです。本書はそんな悩みを猫の行動学から説明してくれる良書です。定番のソファーをバリバリにする問題も本書を読めば解決するかも。
無理ゲー社会
エビデンスベースでシニカルが売りの橘さんの新書。現代社会には才能の格差は厳然として存在し、才能の無いものは振り落とされていくという事実を赤裸々に語りつくしております。私みたいな無能は本書を読むと不安にかられたりますが、個人でできる具体的な解決案は特になかった感じ。これとセットで「裏道を行け」も併せて読むと良い感じ。
機械学習を解釈する技術
元々はshap値分析のために購入した本ですが、これが読み物として面白くてノミネートしました。ブラックボックス化しつつある機械学習の解釈性をどう高めていくか、がテーマのようで「こういうのが読みたかった!」と膝を打ちました。特徴量とかの参考にもなるかも。
ミドリムシ博士の超・起業思考
以前から注目しているミドリムシ独占企業のユーグレナ。今年はミドリムシが燃料になったことでも話題になりました。そこのブレーン研究者である鈴木健吾さんが自身の仕事術について語った半エッセイのビジネス書です。天才はシンプルに考えるんだなぁと感じたと思えば、あっ!と思う発想も書いてあるのでとても面白かったです。