高齢社会での課題の1つが認知症。
QOLが叫ばれて久しい昨今ではピンピンころりで人生を謳歌したいものです。
そんな中、「麻雀で認知症が解消されるかも?」という明るい研究がありましたのでご紹介。
12週間で記憶力が上がる?
紹介する研究は福祉施設でランダムに集められた56人の高齢者(平均74.3歳)が対象。基準としては
•65歳以上
•軽度認知障害の診断を受けている
•麻雀のプレイ方法に関する以前の経験と知識。ただし、過去6か月間麻雀をプレイしたことがない。
•麻雀のプレーを妨げる可能性のあるハンディキャップや障害がない。
などなど。被験者は週に3回、12週間麻雀をして、記憶力や実行機能、日常生活の改善度を再テストしました。(プレイする相手は都度変更していた)
その結果、
・麻雀をしていない被験者は特にスコアに違いがなかった
・一方で麻雀グループでは上記の診断が大幅に改善された
ということが分かったんです。これは麻雀好きにはありがたい話です笑。
まとめ
という訳で今回は麻雀と認知症の話でした。ただこの研究だと「オンラインではどうなんだろうか?」とか「いつも同じ面子だと効果ないんじゃない?」とか「鬱に効く?」とかに関しては分からないままなんでその辺は関連研究待ちになります。まあルールとか知らない方はこれを機会に始めてみてはどうでしょうか。こんなご時世だから対面では厳しいですが、私もまたジャラジャラやりたいもんです。