「大人のADHDの認知行動療法」という本を読みました。これが結構使えそうなので共有します。
- 作者:S・A・サフレン
- 発売日: 2011/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
認知行動療法はADHDに結構聞くようなんですが、この手の本って中々無かったので即購入しました。キンドル版が無いのがあれですが、ワークブックは紙の方が使いやすいかもです。
この本は主に
計画を立てる
注意散漫を減らす
考え方を変える
というテーマで書かれていて、ADHDの方だけでなく広く参考になります。テレワークで生産性が下がっている方にはいい本かもしれません。
今回はイントロとしてADHD症状チェックリストを引用させていただきます。自分がどこでつまづいているのか参考にしてください。
症状チェックリスト
リストは18項目あって、それぞれに
0:無い、1:時々、2:かなり、3:ほとんどいつも
で答えてください。個別の結果と合計点をメモしてください。それでは!
1自分の課題において綿密に注意することができない、または不注意な過ちをおかす
2手足をそわそわしたり、または椅子の上でモジモジする
3課題や楽しい活動において、注意を持続することが難しい
4座っていることを要求される状況で席を離れる
5直接話しかけられた時に聞いてない
6落ち着きなく感じる
7指示に従えなくて、課題をやり遂げることができない
8余暇活動に参加したり、好きなことを静かにしたりすることが難しい
9課題や活動を順序立てることが難しい
10「じっとしていない」または「モーターで動かされている」と感じる
11精神的努力の持続を要する課題を避けたり、嫌ったり、嫌々行ったりする
12喋りすぎる
13課題や活動に必要なものをなくす
14質問が終わる前に出し抜けに答え始める
15簡単に注意がそれる
16順番を待つことが難しい
17毎日の活動を忘れる
18他人を妨害したり邪魔したりする
以上です。このリストは1回きりでなく、都度やり直して比較してください。また本人だけでなく家族やお子様のチェックリストとしても参考にしていただければと。
参考
- 作者:S・A・サフレン
- 発売日: 2011/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)