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ADHDを考える〜歴史篇〜

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 自身に落ち着きのなさやコミュ障を自覚してからずいぶん経ちます。そんなわけで今回はADHDについてのメモです。この障がいがどのような生い立ちを持っているかを調べてみたのでぜひ参考にしていただければと。


 ADHDとは精神障がいの1つであり、4歳〜17歳で5%ほどいると報告されてます。

でADHDと名称がつくのには長い歴史があります。

1800年代には当時のADHDのような症状を記した書物が結構出てくるそうです。

1915年には嗜眠性脳炎という当時のパンデミックが起こります。その後の子供に反抗性、衝動性などの症状が報告されるようになったそうです。当時は脳損傷児症候群という名前になったそう。(余談ですが、個人的にすごいと思ったのが治療に覚醒剤を用いていたことです。)

1950年代にはいよいよ「多動性衝動障害」や「多動性子供症候群」などの名前に変わっていきます。このころだと、フロイトの影響が強かったので、精神疾患のようなものはまだできていなく、ほぼほぼ障がい扱いだったのでしょう。。

1980年代にようやく認知科学や心理学に測定の概念が入り、1987年に「注意欠陥多動性障害」に改名されました。


参考
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4079001/