成績とエフィカシーとか、成績と幸福度については良く取り上げている当ブログ。
特にエフィカシーに関しては「結局、頭のいいやつがエフィカシー高いだけなんじゃね?」という元も子もない結論になってきてまして、エフィカシーをあげることに意味があるないわけではないものの、この辺の価値は下がってきている気がします。
そんな中で、またしても勉強できるやつが人生勝ち組説が高まる研究がでました。うーむ。
紹介する研究は14~18才のランダムに選ばれたイタリア人134人が対象。いつものようにエフィカシーやら成績やら幸福度やらを調査してその相関を見ていったようです。
その結果、
・男性の方が、女性よりも幸福度は高い。特に自己受容。
・成績の良いグループは、低いグループに比べて幸福度が高かった。
特に、環境習熟、個人の成長感、自己受容が高かった。
・そしてこの傾向はエフィカシーでも同じで、エフィカシーの高いグループは、低いグループに比べて幸福度が高かった。
特に、環境習熟、個人の成長感、自己受容が高かった。
ということがわかりました。まあこれだけだと細かい因果まではわからんのですが、まあ納得のラインナップと言えましょう。
(因果がわからないというのは、例えば個人の成長感が高い人が成績が良いのか、成績が良い人がさらに成長を求めて成長感が高まるのかがはっきりしないということ)
ただ、前回までの結果を踏まえると
成績が良い→エフィカシー上がる→ついでに「もっと頑張ろう!」「自分が好きだ!」となれる
という因果が濃くなっている気がします。逆因果出会ってほしいものですが、、、、