最近は幸福の関しての記事が多くなっております。
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(まあこんなご時世なので需要もあるかな、と思いましてね。)
しかしながら、幸福度の具体的な高め方についてはあんまり触れてなかったので、これを機にご紹介します。
で、どんな活動が良いの?
今回の調査はスウェーデンの高校生を対象に行われたもの。男女109人に対してアンケートを行い、いつものように幸福度と活動との相関を見たんですね。今回の活動としてあげられたのは以下の8つのものです。
1社会的提携(友達をサポートし、励ますなど)
2パーティー(家、クラブとかで酒飲むなど)
3メンタルコントロール(不幸であることを考えないようにするなど)
4目標の追求(研究など)
5制限的活動(禁煙とか)
6アクティブレジャー(運動)
7宗教
8自発的な試み(幸せ/笑顔などを振るうなど)
どれも以前から注目を集めているものでして、例えば私のように論文を読む活動などは四の目標の追求かなーとか、各自の活動を適時分類してみてください。
で、早速結果なんですが、これは男女でかなり性差が出てまして
男性
→1位:制限的活動、2位:アクティブレジャー、3位:社会的提携
女性
→1位:社会的提携、2位:アクティブレジャー、3位:目標の追求
という結果に。一方で、
メンタルコントロールは人生満足度に有意に負の関連があった
という報告も。悪いことを考えないようにすればするほどとらわれてしまうのは心理学では有名ですが、ここでもそれが再現された感じとありました。
まとめ
というわけで青年期における幸福度とアクティビティについてでしたー。全体としてはさもありなんな感じですが、男性の1位が禁欲というのは意外でしたねー。ま男って修行みたいなのが好きですもんねぇ。。とはいえ研究の規模が小さいので続報次第では覆るかもしれませんのであしからず。