プログラミング学習に関しては玉石混合だったりします。
と言うのも、プログラミング教育自体がまだ新しいためです。そんなわけでゲームを用いてやったりだとか、プログラミングスクールだったりとかが出てきています。私個人としては「計算思考」と言う概念に注目しているのですが、この辺もまだ新しい概念なのでこれからの結果待ちです。
そんな中で、コンピューター教育に関するメタ分析がされていたのでご紹介。これからのブログの指針になるかもしれません。
700以上の論文からわかったこと
調査は1965年から2017年までに出版された708本の論文が対象。これらの中から実験的なものをスクリーニングして、
Q1プログラミングの介入は、スキルの育成にどの程度効果的か?
Q2視覚化はプログラミングの知識とスキルの育成にどの程度効果的か?
Q3プログラミングを教えるための次の教育的アプローチは、学生のプログラミングのスキルの育成にどの程度効果的か:
(a)混合学習、(b)コラボレーション、(c)フィードバック、(d)ゲームベースの学習、(e)メタ認知、(f)問題解決
というところをガッツり精査してくれました。最終的なサンプルは大学生が72%程度で、女性は46%くらいになったそうな。
その結果わかったのが、
・介入することは中程度の効果があった。
・身体性のある学習はだいたい有効で、視覚化は特に有効。
・教育で言われている概念はどれもプログラミング教育に対して中程度の効果があったが、特に
1位混合学習
2位ゲームベースの学習
3位メタ認知
で効果量が大きかった。
とのことでした。うーん、ゲームとか有効なんですねー。まあprogateのレベルアップ感は良かったような。。。(
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)
まとめ
と言うわけで今回はプログラミング教育のメタ分析でした。1位の混合学習ってのは耳慣れないかと思うので、それらはまた次回以降触れていきます。とりあえず初学者はprogateさんに登録して無料分を試してみるのが早いかもしれませんねー。と言うわけで今回も最後まで読んでいただいありがとうございました。