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思春期のSNSの使用ってどうなの?という研究結果。

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 SNSに関しては割と中庸な立場をとっている当ブログ。
これまでにも
www.mathlikeb.com
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なんかを取り上げてきました。ここいらではfacebookが中心で、「もともとメンタルが弱い人がやると悪化するんでない?」くらいの結論でした。

 ところがこの度、「思春期に限って言えばメンタルに良くないんじゃないか?」という論文が発表されていたので慌ててご紹介する次第であります。

13~17歳のSNSはやばい?

 ご紹介する論文は2017年から2018年までに出版された論文を調べた研究。対象は

査読済み
ランダム化比較試験または準実験的

を選んだメタ分析となっています。また、等調査は


13〜17歳の男女(前回は18~23歳)が対象

自殺念慮に関しても調べている

FacebookだけでなくSnapchat、Instagram、Twitterも対象


というところが特徴的です。

 で、何がわかったかというと、全体として


・25.2%の学生が、SNSを毎日2時間以上使用している。そして、一般には使用時間が増えるとメンタルの不調を訴える人が増える。

・約17%の学生がメンタルヘルスの低下を報告

・約23%が高い精神的苦痛を報告し、12.5%が自殺念慮を報告


したんだそうです。年齢層を下げるとちょっとやばいと言えそうです。また同時にわかったのが



・喫煙、飲酒、けんかなどと合わさるとSNSでのメンタルが悪化する


ということ。喫煙、飲酒はさもありなんですが、暴力的なものも控えたいところです。


まとめ

 というわけで今回は思春期だとSNSはちょっとやばいかもなという話でした。ひとまずは2時間の使用は控えておいたほうがよさそうです。中高生くらいのお子さんをお持ちの方はくれぐれもお気をつけください。



参考
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6278213/