エビデンスで教育を考えた

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40代の教員が危ない?

 40代になると管理職になる人が多いでしょう。


この時期は、これに加えて


子供がいれば子育て
親の介護


が積み重なってくる大変な時期とも言えます。
教員もご多分に漏れず大変なようです。


 40代の教員は学年主任になる(させられる)ことが増えます。すると学年の問題(いじめ、家庭からの苦情)をすべて把握しなければなりません。多くの主任はクラスも担当しますから、22時帰宅、6時出勤などはわりと当たり前になります。

 この状態が続いた教員がどうなるかは目に見えています。

教師の心が折れるとき: 教員のメンタルヘルス 実態と予防・対処法

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 日本の教育現場は、その構造が変わらないまま仕事だけが増えています。例えば、テストなどは外注することも多いですが、問題や授業の補助プリントの自作もしたり、採点したりです。部活も外から雇うことをしません。小学校や中学校でも勝手は異なるでしょうが、昭和時代からの働き方のままなのは大差ないはずです。

 旧来の構造がいつまでもつかはわかりません。が、予算削減や教員志望の減少で、その崩壊は確実にやって来ます。1番被害をこうむるのは、崩壊直前の生徒たちでしょうが、元教員の立場としては崩壊を待つばかりです。頑張っている教員のためにもです。


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