エビデンスで教育を考えた

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企業に移って半年が経ちました。

 

 最初に断っておきます。今回は完全なる奇文です。元数学者()、教育者()で現エンジニア()とデータサイエンティスト()が睡眠障害にうなされながらちょこちょこと書いた文です。誰にあてて書いているわけでもないですし、校正もしていないのですが、まあニッチなところの人には役にたつかなと思い(若手研究者とか)、企業に移って感じたことなどを書いていきます。タイトルはTJOさんのパクリです。

https://tjo.hatenablog.com/entry/2017/06/01/000100

(本家様ブログ)

 

 

 

会社のこととか

 
 具体的に会社名やら案件やらは書けません。社員数人の小さいベンチャー会社に勤めてまして、そこから大企業に派遣でお邪魔してます。というのも、社長いわく、「データは大企業にしかない。」とのこと。まあこちらとしても、エンジニアの技術を教えてもらえるのでけっこうこの派遣先は気に入ってます。この大企業はフレックスを導入してるので、朝が弱い私は助かってます。また、今の出向先の上司も、無愛想ながらも親切に対応してくれますので、右も左も分からない私でもなんか社会人の振りをできています。基本的にはパソコンでカタカタやって(何をやってるかは後述)、定時で帰ります。一方で、結構体育快適なところも少し残ってまして、「上司の前に帰りづらい。」「残業の多さで評価している」フシもうかがえます。(あくまで主観)日本の大企業ほどこの文化が残っているのかは謎ですが、この案件が終わったらこの会社に転職、という選択肢は考えてません。この会社から学んだことは多分、ですが、会社、というより日本の大企業はブランドという名の宗教によって優秀な人を若いうちから青田買いすること、またこのブランドで大きな案件を取ってくることが大事なんでしょうということです。
 
 
 

できるようになったこと、できなくなったこと。

 
 なんの常識もスキルもなく飛び込んで行ったので、今でも手探りで仕事やってます笑。どんな分析方法するのかの資料などの読み込みから始まったと思ったら、「じゃあRをインストールしてやってみて」だったのでビビりまくりました笑。そのあと何とか基本的なことはRでできるようになり、その後の設計書等も(つたなくも)書ける様にはなりました。その後は、分析やらRのコードやらは後輩に譲り、自分は「設計書、BIツール、SQL」に没頭。ツールは書けませんが、SQLはPostgreSQLです。初めてさわったものばかりなので、基本的なことしかできません笑。毎日が手探りですが、なにかしらできるようになるのは楽しいもんです。
 そんな日々新しいものに出会う毎日は充実してますが、その分逆に長期的思考はできなくなりました。長期的というのは個人差ありましょうが、少なくとも1年くらいひとつのことに考え続けるような思考です。数学が趣味にでもなれば違ったのかも知れませんが、最近の休日はブログとか、pythonとかに変わりましたね。この世間でやっていくには、人類の知に挑む思考より目先の問題解決。残念ながら私の代わりはいくらでもいますからね。休日はスキルを伸ばしたり、運動してきちんと体を整えることに使ってます。走らないやつは落ちていく資本主義。無責任な子供から授業で叩かれたりプライベートで写真を取られたりするようなストレスは減ったので、こんな資本社会で労働者やってるのは心地良かったりもしてます。
 
 

数学とエンジニアの違いとか

 
 数学者としてもエンジニアとしても()のつく立場ではありますが笑、この2つには結構違いがあるのでその辺も最後に書いておきます。先ほど長期的思考とかの話を書いたのですが、これは研究、なかんずく、数学のことです。エンジニアの思考が短期的思考とは思っていませんが、丁寧にコツコツとコードを書いていく作業は10、20、30、、、と足していく思考に近いです。一方で数学はオールオアナッシングなところがありまして、10、0、10、0、、、0、100!(キター!!!)という思考です。数学者名乗っていた時は、1日中紙に書いては「なんの成果も得られませんでした!!」は当たり前のこと。だからこそ長期的思考になっていくんです。その点でエンジニアリングは、手元にコードが残ってくれるだけ精神衛生上はよろしいです。まあまあ数学の発見の喜びには変えられませんがね。
 
 

最後に

 
 とりあえず感じたことなどをつらつら書いてみました。なんの技術もない自分ですが、なんとか楽しく企業労働者をやれてます。自分の将来など知る由もありませんが、今後もしばらくはエンジニアリングの力をつけていくことに注力していこうかなと思ってます。というわけでいつもより少し長めの備忘録でした。