毎週読んだ記事を書いていくお話。今週は読んだ本を3冊書きます。
電子国家エストニア
電子国家エストニアを読みました。
未来型国家エストニアの挑戦【新版】 電子政府がひらく世界 (NextPublishing)
- 作者: ラウルアリキヴィ,前田陽二
- 出版社/メーカー: インプレスR&D
- 発売日: 2017/03/31
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
- この商品を含むブログを見る
今さらの本なんですが、今読んでも新しい知見が得られます。これは逆にとらえると、それだけ日本が電子化の遅れをとっているからとも言えるわけですが。まあそれだけお役所仕事の方にはお金があって、機械でもできることを人間にやらせるほどの余裕があるのでしょう。豊か。
遊びを仕事にできる人はどれくらいいる?
ホリエモンの有り金は全部つかえと面白い生き方をしたかったのでを読みました。
遊びが仕事になる、というのが最近のホリエモンの主張でして、その1つとしてマンガも推しているようです。その根拠が、マンガにある世界が現実になってきているから。(他にも時短ツールなど)編集者が大半を書いているのかもしれませんが、それでもマンガのあらすじや感想などはしっかりしていて勉強になります。で、思うんですが、「遊びを仕事にできるのは限られた人だけなんじゃない?」。ホリエモンのように情報をきちんとまとめてアウトプット、収益までつなげられる人ってそう多くないと思うんですよね。まぁ彼は金を稼ぐ必要はないとの信条もあるので矛盾はしていないんですけど、資本主義社会の中では金にならないと活動のサイクルが回らないんでね。(事実、金のない研究室は頓挫します)資本主義の中で遊べる時代が来たとしても、それを享受できるのは資本家からでしょう。
羽生善治さんって、実は手抜いてない?
羽生善治さんの人工知能に関する本も面白かったです。
人工知能においても見識が深く、「人工知能に足りないのは美意識」という鋭い指摘には膝をたたきました。この前人未到の実績を誇る棋士を見ていて感じるのが「この人は対局で遊んでない?」ということです。もはやタイトルなんてとり尽くしているし、若手も大したことないなと思っているふしがあります。だから序盤で遊んだりしてわざとピンチを作って羽生マジック起こしてるんじゃないかと。まぁそんなこと、決して公では言わないでしょうね。