エビデンスで教育を考えた

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ポジティブな感情で得られる6つのメリットとは?

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 誰でもポジティブでいたいものですが、ポジティブだと何がいいの?と聞かれると以外に困ってしまうもの。
 
 そんな中、「ポジティブだとこんないいことがあるよ!」というレビュー論文がありましたのでご紹介。知っておくとポジティブになれるかも、、、
 
 
 
(i)注意と思考を広げる。
 
 注意と思考って書くと少し分かりづらいですが、「ポジティブになると行動のレパートリーが増える」と聞くと少し共感していただけるのではないでしょうか。つまりポジティブになると新しいアクティビティが増える。その結果、身の回りの別なことに注意がいったり、新しい知見が広がったりということです。
 
 
(ii)ネガティブな感情的な覚醒を元に戻す。
 
  これも分かりやすいかと。自分の人格は1つなんで、アーティストでもない限りネガティブとポジティブは共存できません。
 
 
(iii)心理的回復力を高める。
 
 ⅱと似てますが、レジリエンスが高まります。逆境が起こった時に、ポジティブでいられる人の方がその後の回復が早いとのこと。(ポジティブになれたら、そりゃそうな気が笑)
 
 
(iv)必然的な個人的資源を構築する。
 
 以前にジョブクラフトの中で個人のリソースについて言及しました。まだリソースの増やし方については言及していなかったのですが、ウェルビーングの研究者たちは「レジリエンスも個人の重要なリソースだろう!」という立場です。確かに逆境から立ち直る力の高い人の方が、結果として生産性も上がりそうです。
 
(v)将来的により良い幸福に向けて上方スパイラルを引き起こす。
 
ⅰの話の副次的効果です。つまり
 
ポジティブ→新しい活動→新しい価値観を得てまたポジティブ
 
というループ。これはもちろん理想論ではありますが。
 
 
(vi)繁栄する。
 
 ポジティブな方が結婚生活がうまくいくのは当たり前。のみならず、仕事のチームでも生産性が上がるというのですから嬉しい限り。会議中の会話から「ポジティブ、ネガティブ、助け舟」な言葉を選んで生産性と比較したところ、やはりというべきか、ポジティブな方が言いそうな。ちなみにここでのポジティブ、というのは積極的というニュアンで使われています。
 
 
まとめ
 
 というわけで今回はポジティブの具体的メリットでした。まあとはいえ人生の100パーセントをポジティブな感情で満たすっていうのは厳しいですし(できたら躁病と診断されます)、ネガティブにもいいところはあるよ!っていうのも確かな話。その辺は
「ネガティブな感情が成功を呼ぶ」という本が参考になります。
 

 

ネガティブな感情が成功を呼ぶ

ネガティブな感情が成功を呼ぶ

  • 作者: ロバート・ビスワス=ディーナー,トッド・カシュダン,高橋由紀子
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2015/06/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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 参考