エビデンスで教育を考えた

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今を生きる大天才の教えを紹介します。

 エビデンスを重視する当ブログ。
 
 
 論文引用が主な内容なので、信用は高いかと思ってはいるのですが、ここには1つ問題があります。それは、
 
世の中には、統計何かでは到底はかり得ない天才がいること
 
です笑。
 
 
 
 上位0.0001%くらいの大天才たちは、教育について何を思っているのか。
 
 
 
人類の未来という本にその答えがあったので勇んでご紹介します。

 

人類の未来―AI、経済、民主主義 (NHK出版新書 513)

人類の未来―AI、経済、民主主義 (NHK出版新書 513)

  • 作者: ノーム・チョムスキー,レイ・カーツワイル,マーティン・ウルフ,ビャルケ・インゲルス,フリーマン・ダイソン,吉成真由美
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2017/04/11
  • メディア: 新書
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・カーツワイル
 
シンギュラリティという言葉を提唱した人。現在は数百のビタミン剤を飲みながらGoogleで研究中。
 
 

教育の目標は実践することで問題解決能力を高めること。

 
 カーツワイルさんは実践を重視しています。現在の学校は、友人を作ったり、共同作業したりという社会性を育むのが役割だけれど、すでにシステムとして破綻してる。とまで言ってます。ツールは揃ってるんだから、やってみよ、と。ホリエモンに近いですね。
 
 
推薦図書
心の社会
コレラの時代の愛

 

心の社会

心の社会

 

 

 

コレラの時代の愛

コレラの時代の愛

 

 

 

・ビャルケインゲルス
 
貿易センターやGoogle本社を作った建築家。(恥ずかしながら本書で知りました)
 

物事を深く掘り下げること。

 
 好きなことを見つけたら、そこを掘り下げることを薦めています。
 
どこから来たのか?
どんなアイデアか?
どうなっていくか?
 
を考えて、仮説と実証を繰り返せ!とのこと。極めて科学的ですね。(私の指導教官とおんなじこと言ってます)
 
 
・ダイソン
 

学校より博物館に連れて行け

 
 
 言わずと知れた大物理学者のダイソンさんですが、やはり学校には否定的でして、「学校より博物館の方がためになる」とのこと。学校自体に関しては、「学校を選べる方が良い。」とのこと。確かに地元の学校荒れてたりすると、親としては心配です。大前研一さんや、橋本元知事なんかは教育バウチャーを提言していましたが、あれに近いですね。
 また個人的にびっくりしたのが「高校時代は授業が週7時間でした。」というエピソード。大戦下で閉校だったのだとか。それでよくあそこまでの発見をしたもんだ、、、。
 
 

感想

 
 というわけで、賢人からのメッセージをまとめてみました。全体を通して、実践を重視してるんだなーというのが個人的感想。これを引き出した吉成さんにも脱帽です。紹介できなかった賢人もいるので、気になる方は本書を読んで見てください。かなーり、普遍的な内容なので、本棚にあって良い一冊です。

 

人類の未来―AI、経済、民主主義 (NHK出版新書 513)

人類の未来―AI、経済、民主主義 (NHK出版新書 513)

  • 作者: ノーム・チョムスキー,レイ・カーツワイル,マーティン・ウルフ,ビャルケ・インゲルス,フリーマン・ダイソン,吉成真由美
  • 出版社/メーカー: NHK出版
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