日々のお仕事お疲れ様です。
私としては、学生さんも主婦も立派な仕事だと思っていますが、いろんな仕事を含めて皆様今のお仕事に満足してますか?今回はそんなお話。
以前にラーンベターという本を紹介しました。
この本によれば、深く学ぶための第一ステップは価値を見つけること、でした。
とはいえ、価値を見つけるって言われてもいざ目の前の勉強なり、仕事なりに対して価値を見出すことは難しい話。「これはいい仕事なんだ!」と上司に言われても、最初はなかなかピンとこないですよね。そこで必要になってくるのが「ジョブクラフト」という技術です。ジョブクラフトというのは「仕事の再設計」と言われていまして、日本でもそこそこ注目を集めてきています。イントロといってはなんですが、初回は「仕事のリソース」についての研究結果をご紹介します。
等調査はオランダで働く男女約1200人を対象に仕事のリソースと燃え尽き症候群などの関係を調べたもの。ここでいう仕事のリソースとは3つの要素からなってまして、
目標
コストの削減
個人の成長
で決まります。「この仕事であれが買える!」なんかもリソースに関与するんでしょう。内的モチベーションなんかと近い概念なんですが、こちらはあくまで仕事に対して特化したもの。この概念を使って従業員を1ヶ月に渡りヒアリングして仕事の満足度などを調べたところ、
・リソースが高いほどエンゲージメントも高い
・リソースが高いほど仕事の満足度も高い
逆に
・リソースが高いほどバーンアウト(燃え尽き)や退職率も低い
ことがわかったそうな。最初のエンゲージメントは、コミットメントにも近いんですが、「どれだけ仕事に従事しているか」という指標です。仕事をしてるとうんざりする、なんて方は低め。
まとめ
というわけで今回は仕事のリソースについての紹介でした。イントロということもあり、「で、どうすんの?」までは踏み込めませんでしたが、とりあえず概念だけでも知っておくとよろしいかと思います。ちなみに手取り早くリソースを増やしたいなら、同僚や上司とランチがオススメです。
最後に注意なのが、これはあくまで相関があったという話なので、まだまだ詳しい因果関係のレベルまではわかっていないところ。その意味では今後の研究結果待ちではあるんですが、とりあえずは仕事のリソースに注意するのは得策ではないでしょうか。ここら辺は次回以降掘り下げたいところなんで、ひとまず自分の今やってる仕事に対して
「この仕事でどんなことが達成できだろう」
「どういったコストを削れるだろう」
「どれだけ成長できるだろう」
といったことをメモしておいてください。それでは!
参考