最近は読書とプログラミングに明け暮れております、math-likeであります。
ステッパーをふみふみしているおかげで、だいぶ肩こりが治ってきました。プラスして、お酒の代謝も上がったのでかなーり充実しています。有難や、パレオさん。
さて、流動知性というのに注目している当ブログ。
この種の知性は、問題解決やら物事を分類したりやらに関係している知性のセンターピン。一般には30前後が伸ばすためのピークとも言われ、アラサーおっさんは焦りを感じております。
そんな中、「読書と数学はそこそこ流動知性にいーよー」という大規模調査が出ておりましたので、喜んで紹介していきます。
読書と数学の威力
今回紹介する調査は37万以上のサンプルを集めた680件の論文を精査したメタ分析。かなーりなボリュームだけに、信頼度は随一と言って過言ではありません。いつものように年齢や家庭の収入などを調節して多くの論文を精査した結果、
読書r=0.38
数学r=0.41
との結果に。数学がやや優勢なのは、元数学者としては誇らしいもんです。
各論
さらに、数学の中でも
代数などの演算問題よりも、文章題などの方がより強く相関が出た。
とのこと。(幾何学は、話が込み入っている分野なので含めなかったとのこと。残念。)これがぼちぼち差がありまして、
数学知識r=0.23
代数r=0.35
なのに対して、
文章題r=0.43
とのこと。この辺はどうしてもそういう差は出るでしょうねぇ。
それから個人的にウハウハなのが、
知性と読書の関係は10代の頃よりも30以降の方が関係が強くなる。
との結果が。これからも読書をし続けます!と固く決意しました。(数学は当然として)
参考