エビデンスで教育を考えた

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LINE WORKS×はてなブログ特別お題キャンペーン #チームワーク

LINE WORKS×はてなブログ特別お題キャンペーン「#チームワーク」を語ろう!
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 たまにははてなのお題企画にもチャレンジしようかと。

 

 チームワークというのは教育においては欠かせないもので、最近なんかはコラボレーション学習なんかが注目されております。コラボ学習とは、ある共通の目標に向かって共同で問題を解決していこうという試み。以下のパレオさんの記事が良くまとまっているのでぜひ読んでください。

 

21世紀を生き抜くのに必要なスキルを誰も学んでないぞ!というレポート | パレオな男

 

 コラボは至る所で使われていて、例えば医学方面なんかだと、

 

「1人の患者を治療するために、外科医、診療内科医が診断と治療計画をシェアして患者の回復に努める」

 

なんてのだったり。

 

 このコラボをうまく機能させるのは(パレオさんの記事を参照)

 

・ゴールの明確化

 

・参加人の、役割の明確化

 

・誰が何をやったのかを記録する

 

なんていうのが大切になってきます。しかし、先のお医者さんの例だとこの辺がはっきりしているのですが、ビジネスや研究、教育のシーンだと役割を明確化したり記録したりが大変。

 

 今回は、

 

「それをコンピューターに任せれば、もっと効率良くなるんじゃないか?」

 

というお話。

 

 今回の調査はそんな共同問題解決に関する論文を集めたメタ分析。224件の論文を精査して、上記のようにコンピューターも取り入れたものの効果を測定しました。

 

 

 結果は御察しの通りで、

 

・全体的にどの分野でも効果は高かった。コンピューターを取り入れた方が明らかに良い。

 

・特に、どの分野でも参加している人の知識量の増加が顕著。

 

・懸念されていたコンピューター管理によりモチベーションの低下は起こらなかった。

 

 

とのこと。いやー頼もしい!ブログも1人でやってないでコラボしようかしら笑。

 

 ただ以前に指摘したんですが、「コラボは参加している人が物理的に近い方がいい」との報告もありましたので、テクノロジーに頼りつつもその辺は意識した方がいいかと思います。

 

www.mathlikeb.com

 

 

 

まとめ

 今回は共同学習についての深掘り1、というお話でしたー。具体的な手順なんかは次回以降もっとお話できたらと思います。とりあえず誰が何をやる予定で、実際にどこをやったのかをスラックなんかで記録しておくことをオススメします。

 

 

 

参考

https://link.springer.com/article/10.1007/s10648-016-9361-7