家族での食事は大事ね、という話を書きました。
そういえば成績については言及してなかったので、追記として別論文をご紹介。
今回の調査は1998年にアメリカで行われました。男女3074人の中高生が対象で、成績の他に
週何回家族で食事をとるか
両親の中は良いか
なども調査。
その結果、
・家族での食事頻度が高いほど抑うつ、自殺衝動が優位に低い
・食事頻度が高いほど、成績も良い
・男性は、食事頻度が低いと喫煙行動などが優位に高くなり、
女性は食事頻度が低いと自殺未遂の行動が爆上がりする
との結果に。
まとめ
というわけで、食事と、成績や性別の違いを紹介しました。思えば、両親が別居や離婚している友人は喫煙してたなー。今は喫煙者は肩身がせまいですが、以前にまして同情の念が増えました。
しかしながら、
「喫煙行動がある若者は、後ろめたくて家族との食事を取らなくなる」
という逆相関もあるのでそこは割り引いて考えてください。どうぞご参考までに。
参考
Correlations between family meals and psychosocial well-being among adolescents. - PubMed - NCBI