おかげさまでだいぶ体調が戻ってきました。
今日は反転学習のレビューが出ていたのでご紹介します。
「何が反転してるの?」
というところなんですが、従来は
教室で講義→家で議論
だったのが、反転学習は
家で講義→教室で議論
をしようというもの。家で講義というのは、いうまでもなくネットでの講義動画。ネットが普及したからこそできるなんですね。海外の大学では結構取り入れられてます。なにせ、人件費もろともが浮いてくるもんで。
しかしながらこれだけ聞くと、インプット自体がかなーり自主学習なんで、大丈夫なのか?と思うわけであります。そこんところを調べてくれたのが以下の論文。
当研究は206件の反転学習に関する論文をレビューしたもの。このうちからさらにランダムに71件をピックして
反転学習はどうなの?
ってところを調べたようです。すると
・以外と生徒の満足度は高い。(工学の学生はとくに良くワークした)
・反転学習に対する初期コストはそれなりにかかる。
・生徒が時間をとれれば、問題解決の時間が増えるが、とれないとなかなか恩恵を受けられない。
・しかし、はまれば確かに学力は向上する。
という感じ。どれも予想通りといえばですが。やっぱりハマるのが難しいかもですね。
なんでこんな話題を不意に取り上げたかというと、やっぱり世界的に反転学習が増えつつあるんですよ。早稲田大学なんかも講義動画をシコシコと作ってますしねー。今後の高等教育機関の主流になるとは思います。今後の展望はよりよくこの反転学習がっワークするための方法を書いていければと。
今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございます。
参考
The flipped classroom: A review of its advantages and challenges - ScienceDirect