度々取り上げている、エフィカシーについてです。
ざっくりいうと、エフィカシーとは「いける!」信念のこと。その意味では思い込みとも言えるのんですが、バンヂューラ先生が発見して以来、多くの研究がされていて、そこに確かな結果もあります。
しかし、ここに1つの疑問もあるわけです。
「それって、勉強できた奴がいける!って思ってるだけじゃね?」
この論争もあったため、その辺も踏まえて大規模なメタ分析をかけた論文が出ましたのでご紹介。
確かに効果はあるが、、、
等調査は1984年から2016年までの論文を精査したもの。年齢、性別など、あらゆることも調整したかなり手の込んだものとなっております。
そこでわかったのが、
・エフィカシーがその後の学力にいい影響を及ぼすのは確かだが、逆に、いい成績がエフィカシーに影響を及ぼす効果はその3倍だった。
つまり、最初の仮設のほうが強い影響なんですね。うーんこれはちと残念。
また
• 成人では自己効力感とパフォーマンスの互恵性が認められたが、子供では認められなかった。
とのこと。
まとめ
というわけで、現時点でのかなり精度の高いエフィカシー研究でした。決して万能ではないものの、「信じればできる!」という効果は確かにあるので、引き続きエフィカシーを高めていきましょう。
高め方はこちら。
参考