前回はワーキングメモリーと推論能力は、関係はあるが小さいよーというお話を紹介しました。
今回はその話のイントロを書いていきます。
流動性知性(fluid inteligence)という言葉をご存知でしょうか?
この知性は
「新しい問題を解決するための意識的な精神操作」
として定義されています。
当ブログではこの操作能力がそのまま推論能力と言っています。
この流動性知性が、数学の能力と優位に関係するんです。
実際、2005年に行われた研究によると
男女の小学生166人を対象に推論能力と数学のスコアが優位に相関しております。
しかも、ワーキングメモリーよりも強い相関なんじゃないかという。
ですので、どうやったら推論能力が上がるのかというところを見ていきたいなと思います。
今日は
流体知性とは?というお話でした。
参考