私はこれといって芸術に明るいほうではありません。5歳から12歳までピアノをやっていましたが、外で野球やるほうが好きだったので、少しもうまくならずにやめてしまいました。映画にしたって見始めたのは25歳からだったと思います。その時は博士課程に在籍していたのもあり、研究以外は頭が働かないから何も考えなくても良いものをやっていました。映画だったり、cnn news見たり。
こんな私なので、音楽も映画もあんまり語ることもないのかと思いますが、セッションは良かったですよ。
ドラマーを目指していた主人公は音楽隊として最高峰の大学に入学し、憧れの教授のもとに師事できることになる。しかし、この教授がとにかくクソ野郎で、罵詈雑言、ビンタは当たり前。一度のミスでメインパートから落とされてしまう過酷な現場でもあっりました。主人公も当然半べそかかされ、その後、悔しさをバネに猛練習します。
とまあ、この辺は結構ありきたりなんですが、なんとこの映画、演じている本人が演奏しているのだ。そしてそれは、プロからも一定の評価を得ているという。
そして最後もにも予想外の不幸に見舞われる。全てを失った主役の鬼気迫るラストの演奏は目が離せません。