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学校の学習環境メリット。学校ではネットを規制すべきだった。

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 こんちくわ、MATH-LIKEです。今日は前回に続いてのお話。

プログラミング必修化ってのが決定したんですが、「それに向けて、学校はどうするのかなー」と気になっている方も多いと思います。

 プログラミング必修化が決定された今、学校がどのように対応しているか気になる方も多いことでしょう。最初は肯定的な意見もありましたが、現在ではそうでもないと感じる声もあります。そこで今回は学校の環境について解説していきます。この記事を見ることで

 

学校ではどんなメリットがあるのか?

学校での環境を活かすにはどうすれば良いのか?

 

が分かりますのでぜひ最後までご覧ください。

mathlikeb.hatenablog.com

(参考)

 

最初こそ、良いデータが出たが、、、

 前回と同じ手法でデータをとって、学校の環境との相関を見ました。すると、

 
・コンピュータの台数が足りない学校では、統計的に有意に(数学では40.7 AP、読解では36.5 AP)悪化していること
 
がわかったそう。前回にもちょこっと書きましたが、40AP違うと、1学年分の成績差であります。
 
ところが、これは「単に、お金ある学校が設備が良いだけでは?
 
なんていう疑似相関が言えまして、再度学校の制度的特徴と社会経済的構成を追加的に調整したところ、見事に相関が消えたとのこと。
 
つまり
 
学校でコンピュータの利用可能性に関する最初の肯定的なパターンは、コンピュータの可用性がより良い学校には、他にも良いところがあるということ。
 
です。

どれくらい学校で使うと良いのか?

 次に、学校での使用頻度の問題です。
 
前回の記事では、
 
家庭内でのネット、メールは、週に数回なら数学のスコアが上がる!
 
というちょっと驚きの結果が出たんですが、やはりここでも
 
 
・学校でコンピュータを使用することはほとんどない学生は、学校でコンピュータを1年に数回から月に数回使用する学生に比べて若干成績が下がる!。
 
 
数学では統計的に有意であるが、読解では有意ではない
 
という結果に。これだけなら一緒なんですが、
 
 
・週に何度も学校でコンピュータを使う学生は、数学と読書の両方で統計的に有意に悪化します
 
との注意も。やはりほどほどが大事なんですな。
 
 

学校は適度に規制すべし!

 というわけで今回は学校に関するネットとのおつきあいの話でした〜
 
プログラミング必須化によって学校での利用時間は増えていくはず。(課題提出とか)それがどうなるかは未知数ですが、今のところ学校側は利用時間を管理して、他の学科に影響が出ないような配慮を心がけたいところ。これを見ている親御様も、利用時間を見れるシステムは欲しいですね。また個人としましては、学校ではネットを規制して問題集に打ち込むのが良いと思いますのでぜひ参考にしてください。
 
 
最後に研究者の感想を。
コンピュータを自宅に持ち、学校で使っていると、コンピュータのスキルはほぼ確実に高まります。私たちの結果が示唆していることは、これが他のスキルを犠牲にして起こるかもしれないということだけです。
 
くれぐれも用量を守っておつきあいください。
 
 
#プログラミング必修化