人類は身振り手振りを発達させて言語を使うようになった、なんて話もあり、私なんかは海外なんかで多用しております。(身振り手振りないと伝えられない)
その辺、「じゃあ数学ではどうなの?」っていうのが今回のお話。
この調査では、9〜10歳の男女128人を対象に行われました。
事前に算数のテストを受けて、「どのように解いたか」をチェックしたのち、子供達を
・全くジェスチャーをしない(言語での授業のみ)
・チョットする
・する
と、ランダムに分けたんですね。
ジェスチャーといっても、ここで用いられたのは、空欄を指差して「ここを求めますー」くらいのもの。
それを子供達にも支持しながら介入していき、のちにまたテストをすると
・介入すると、そこそこ効果がある(β=.19)
ようです。
ちょっとピンボケしてますが、左から
なし、ちょっとジェスチャー、ジェスチャー
の順。効果はありそうです。
身振り手振りがどれだけ使えるかは人にもよりけりですが、記憶の想起(身振り手振りが呼び水になって思い出す)には使えるかも。なんかルーティンとか決めるといいかもです。
参考
Gesturing Gives Children New Ideas About Math